『参加者様へ12の質問』ういさんの回答

1.お名前と利きペダ投稿作品の番号・作品名をどうぞ。
ういです。C4『カラーマネジメント・イン・ザ・メモリー』を書かせていただきました。

2.投稿作品の「自分としてはここがポイント!」という部分を教えてください。
同年代日本人女性モブの勢いに本気で逃げ腰な巻ちゃんです。

3.投稿作品は書きやすかったですか? 書きにくかったですか? それはなぜ?
ファッションのことも留学のこともロンドンのこともなにひとつ分からないのに書き始めてしまったので、調べながら書くのに苦労しました。

4.推理企画ということで、『当てられない工夫』または逆に『当ててもらう工夫』をしましたか? した人は、どんな工夫か教えてください。
当てられない工夫として、「葦木場くんを書かない」ようにしました。正直に申し上げると最初に整えたネタは『葦木場くんの瞳の色と葦木場くんが見ている景色についてwith悠人』でした。フォロワーさんに即バレする気しかしない。
当ててもらう工夫として、「いつもの文体で、いつも心がけて目指しているものを、いつも通り楽しんで全力で書く」ようにしました。そこで気付いてもらえるならそれはそれで嬉しいな、と。

5.推理されてみて、いかがでしたか?予想通りだったこと、予想外だったこと、自分の作品について新たに気付いたことなどがあれば教えてください。
他の作者さん(einさん)の方が得票が多い状態で推移していたのは、少し予想外でした。でもお話読ませていただいて納得したところもありましたし、恐れ多くもありました。

6.その他、投稿作品について、自由に語ってください!
49巻の彼らの走りに、神に感謝した人間です。渡英後の巻島さんの暮らしはきっととても自由で豊かで充実していたのだろうな、それでいて自転車のことは彼にとってずっと大事で第一であり続けるんだろうな、と、思ったような願ったようなことをどこかで吐き出したかったので、この機会をお借りしました。
後から気付いたのですが、恋愛の絡まない巻島さんを書くのは初めてでした。彼ならどう考えるか、どう反応するか、自分なりに丁寧に寄り添ったつもりです。 ロンドンに馴染む巻ちゃんを書けて楽しかったです。

他、裏話的なものをのらりくらりと。
ロンドンの描写は、実在する景色を持ってきました。桜が咲いていたのはハイドパーク、クロワッサン買ったのはピカデリー通りのCOSTA、目的地の広場はナショナル・ギャラリー前のトラファルガー広場です。実は巻ちゃん片道一時間歩いてます。荒北さんじゃなくても「疲れる」って怒りそうです。ごめんよ。
いただいた感想で当てられていましたが、本は村上はるきさんの本です。ペーパーバックが実在する現代作家さんだったので。申し訳ないですが読んだことはないです。どんなお話なんだろう。
今回のお話を書く中で「記憶色」という言葉を初めて知ったのですが、何で見つけたのだかもう忘れました。「色」の単語一覧かな…カラーコーディネーター検定試験の出題範囲かな…?

7.推理には参加しましたか?参加したかたは、当てることはできましたか?
参加しました。自作除く39作品中、13作品当てました。えへへ。もっと当てたかったぜ。

8.推理に参加した人は、推理のポイントにしたところと、その結果(当たったかどうか)を教えてください。
感覚で。言葉選びや話の展開が自分に馴染むか、刺さるか。キャラの捉え方に共感するか、新鮮に思うか。主観ばっかりでしたね。感性は弄りづらいかと思いまして。
結果、ガチッときたものはともかくとして、迷いながら投票したものはほぼほぼ外した気がします。うーむ難しい。

9.その他、推理企画ならではのご感想があれば教えてください。
推理企画としてより匿名企画として全力で楽しんでしまった気がします。「どなたかわからないけどわからなくていいです好きです!!うひゃー!!」みたいな。よかったんだろうか。
でもガンガン呟いた感想を喜んでいただけていた様子だったのは嬉しかったです。自作品へのダミー感想で惑わされた方にはすみませんでした。わるぎはなかったです。

10.自分の作品以外で、このお話が好き! という作品があればぜひ語ってください。
キリがないので簡潔に。
D7『The end of Carnival』が平伏すレベルで好きでした。
A5『指先ひとつ』はなんかもう本当にありがとうございました。
B3『ばら色の日々』の葦木場くんの内面描写が素晴らしすぎて動揺しました。
その他好きな作品たくさん…たくさんあるんですがほんとキリがないので…むしろツイッターで#kikipedaタグお借りして全作品へ感想呟かせていただいたのでそちらで…。

11.今回「利きペダ」に参加してみて、いかがでしたか?ご感想をどうぞ。
めちゃめちゃ楽しかったです。それにつきる。
書くのももちろん楽しかったですし、読むのがね、つい普段は読み慣れた作家さんや好きなキャラやCPの話ばっかり読んでしまうので、色んな方の、どなたが書かれたのか分からない、色んなキャラクターたちのお話を読めて、新鮮な刺激だらけで幸せでなりませんでした。葦木場くん話は特に拝みましたけどね!ついね!参考作品の中にもものすごく好きなお話があったり、初めて読んだCPにときめいたりと、素敵な出会いがたくさんありました。
推理や感想も入り乱れて、はじめましての方々含め皆さんと一緒に盛り上がれたり、感想言い合えたり、いや、もう、ほんと楽しませていただきました。
たくさんの有難い機会を、本当にありがとうございました。

12.次回やそれ以降の開催に向けて「こうだったらいいのに!」というご希望などありましたらどうぞ。
推理が予想以上に難しかったので、あらかじめ作者からヒントを提出しておいて、推理期間後半にヒントページが公開される、見に行く行かないは自由、なんてのがあってもいいかもしれないなぁなんて思いました。
でもなんかもう主催者さんが気ぃきくわ時間許す限り全力で楽しむスタイルだわ諸々実現できるだけの技術持ちさんだわで、日に日にどころか刻一刻と充実していくのがなんかもうすごかった…ありがとうございました。おかげで参加側も時間許す限り全力で楽しめました。感謝しかありません。
次回もぜひ参加したいです。楽しみです。